東洋医学のしくみ

2010年7月23日 (金)

東洋医学の基本は引き算と足し算

東洋医学と西洋医学って何でこんなに違うんですか?
と聞かれることが多いのですが、私自身は、これといった違いを全然感じていないので、何がそんなに違うと感じられるのだろう、とかえって驚くことが少なくありません。

ある患者さんは「西洋医学や現代栄養療法では水分が足りていないから沢山水を飲みなさい、と言われたのに、東洋医学だと水分代謝が落ちていて水分を吸収できない状態(水毒)だから、水分は控えなさいと言われました。正反対じゃないですか!」と言います。

本当に正反対ですか?もう一度、よーく考えてみてくださいね。

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2010年4月30日 (金)

ちょっとまじめな「内臓活性化&美顔コース」の背景

昨日のブログでご紹介した、Yo-jouの新メニュー「内臓活性化&美顔コース」。何だか新しいことを始めた、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも実は、内臓機能を活性化させる、美容面を向上させる、というのは鍼灸院では昔から取り組んできたことなんです。

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2010年3月14日 (日)

第6回 気って何?「病は気から」は「病はストレスから」という意味のことわざです

日本語には「気」が付く熟語やことわざ・慣用句がたくさんありますよね。
この「気」という言葉、現代では「心」とか「感覚」という言葉と同じ意味で使われています。でも、もともとは東洋医学の用語です。

東洋医学の仕組みシリーズでは、「証」の説明をしていたのですが、あるサイトで「病は気から」という慣用句の意味を勘違いしている人が多いために、精神疾患を患っている方が苦労しているという書き込みをみて、途中ではありますが「気」という言葉の本来の意味を書くことにしました。

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2010年3月 5日 (金)

第5回 そもそも東洋医学って何?

タイトルのとおりなんですが、第1回目に書くべき内容を綺麗さっぱり書き漏らしてしまっていることに気が付きました!

東洋医学というのは、実は人によって違う意味で使っている可能性がある言葉です。当店では、中国と韓国経由で日本に伝わり、江戸時代に日本で独自に発展した医術という意味で使っています。

これは、正確には「東洋医学の中の漢方医術」と表現しなければいけません。が、長いので東洋医学と呼んでいます。

では、この東洋医学、西洋医学(近年発達している手術・薬物を中心とする医学)と比較して、どういう特徴があるのでしょうか。

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2010年3月 1日 (月)

第4回 実証と虚証

心身の健康を維持するためには、体や心が疲れていたら、その疲れに気が付き、休息をしたり気分転換をして疲れを取り去る必要があります。

しかし、不調に気が付かなかったり、気が付いたとしても疲れを取ることができないこと、よくありますよね。

この、不調に気が付きにくい人のことを東洋医学では「実証」の人、と呼んでいます。そして、不調に気が付いて何とか回復しようと思いはするもののなかなか回復せず慢性的に疲労を感じている人のことを「虚証」の人、と呼んでいます。

不調に気が付いて休息を取り、不良から回復できる人のことを「中庸」と呼んでいます。

不調に気が付きにくければ、

  • 比較的体力があって体や心が疲れていても疲れに気が付きにくい
  • 無理をして遊んだり働いたりし続けることが出来る
  • 病気が重くなるまで発覚しにくく自覚症状が出たときには手遅れが多い

というわけです。

そして、少しの変化で不調を感ていれば、

  • 比較的体力がなく体や心の疲れに敏感ですぐに不調を感じやすい
  • 無理をするとすぐに具合が悪くなる
  • 軽度で病気に気が付きやすい

というわけです。

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2010年2月28日 (日)

第3回 ○○証とか○虚とか、いっぱいありすぎ!覚えられません

虚証ー中庸ー実証
寒証ー熱証
陰虚ー陽虚 etc

東洋医学の本を読んでいると漢字がずらずら並んで、挫折しました。

と言う方、きっとたくさんいますよね。

鍼灸科の学生のように、専門家になろうという人間だって、つまづいているのが現実です。

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2010年2月25日 (木)

第2回 陰陽五行説って何?役に立つの?

東洋医学の本を読むと、まず最初に「中国の古代哲学に陰陽五行説というものがあって」ということが書いてあります。

木、火、土、金、水という5つの要素で体を説明するという考え方です。

よくできたテキストであれば「現実とは相反する矛盾点もある」ということが書いてあるんですが、そうしたこともなく、いきなりこの説明をはじめる入門書も少なくありません。

でもね、矛盾するに決まってるんですよ。なぜかというと、そもそも、東洋医学とこの陰陽五行説には何の関係もないから!(あーあ、言っちゃった)

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2010年2月24日 (水)

第1回 東洋医学が分かりにくいのはワザと分かりにくくしているから

このブログや治療の過程で東洋医学に興味をもったので勉強してみたい、と思って本を買って読んでみたりネットで調べたんですけど、難しすぎて分かりませんでした、というお話をうかがいました。

そうですよね、分かりにくいですよね。私もそう思います。特に日本語で東洋医学を学ぼうとすると、無茶苦茶難しいです。

ところが中国語だと、そうでもない、と言います。なぜかと言うと、中国は、過去のある秘密を、もう秘密ではなくしてしまっているからなんです。

実は、東洋医学を学ぼう、知ろうとする人が最初に知っておかないといけない、しかし、日本語だとなかなか入手できない秘密というものがあるんです。

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