6月17日のFacebookの書き込み
うちは、基本的には来院回数をできるだけ少なくしてセルフケアで体調を維持してもらう、という方針で施術+アドバイスをしています。
でも、中には症状の特徴から、来院回数を増やさないと根治になりにくいという方もいます。
もちろん、経済的なことや時間的なこともあるので、こうした時には、じっくりと相談をするようにしています。
完治のためには短期集中で通院していただく必要がある患者さんと、今後の治療計画について話し合っていた時の出来事です。
時間的にも、経済的にも、僕がお出しした治療計画は大丈夫だとおっしゃるのですが、でも、何かためらうような様子です。
よくよく話を聞くと、お子さんがこうした場所に一緒に出掛けるのを嫌がるので、子供をどうやって説得しようか悩んでいる、というのです。
うちは、基本的にはお子さん連れの患者さんがいらしている時間は、他の患者さんの予約を取りません。ですから、泣いても、大騒ぎしても、院の中を走り回ってもらっても大丈夫です。
※そのため、お子様連れの通院は事前予約が必須です!
そのことは、普段からお子さん連れで通院しているこの患者さんはよくご存知です。
つまり、うちに迷惑をかける、ということではなく、本当に、純粋に「子供に気を使っている」んです。
子供に限らず、家族も、友達も、他人が嫌だというそぶりを少しでも見せると、委縮してしまって、自分の主張を通すことができないと言います。
自律神経の動きを見ても、少し何か刺激を与えると、急に心経が過敏になり、腎経が落ち込みます。つまり、ほんの少しの刺激でおどおど・ドキドキしてしまうということが測定の結果も明らかです。
こうした思考パタンが、通院の原因となっている疾患の一因であることは明らかです。
自分にとって大切なことを人に対してもしっかりと主張をする、そして、折り合いをつけていく、心と体の健康を維持していくためには、とても大切なことだと思います。
自分のことを大切にする、慈しむという姿勢なしに、健康を取り戻すことはできないと思います。
慢性疾患でお悩みの方には「まずは、自分を大切に。他人のことは、健康になってから気を配ればよいですよ」とお伝えしたいな、と思います。
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