高円寺南三丁目の鍼灸整骨院、医師と共謀して損害保険詐欺という報道
うちは院長の強いポリシーの下、個別の同業他社や専門学校に関しては全スタッフ一切批判も評価もしない、というスタンスです。
（例外的に、今までに一緒に数年間にわたって働いたことがある人や専門学校時代の同級生など、技術と人柄の両方を知っている治療院だけはおすすめすることがあります。）
なので、この投稿をするかどうか、とても悩んで、2か月以上投稿しませんでした。
が、本日、高円寺在住の方からTwitterでダイレクトメッセージをいただき、やはり立場と事実関係を明確にしておくことがよいか思い、ブログに投稿をすることにしました。
報道でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、高円寺にある鍼灸整骨院の経営者が医師と共謀をして損害保険詐欺を働いたといことで逮捕されました。
報道で治療院の名前が掲載されず、住所（杉並区高円寺南3丁目）のみが記載されていました。この住所、まさに当院の住所です。
なぜなら、うちと同じ商店街にある、唯一の鍼灸整骨院だったからです。
しかも、共謀した医師は当院の前身の治療院の最寄。
といわけで、ネットで検索したりTwitterでうちを見つけて来院しようと思っていた方の中には、この詐欺を行って逮捕された治療院が、当院ではないか、とご心配になる方がいらっしゃったようです。
こういう誤解が生まれることはあるだろうなあ、ということは十分理解はしていたのですが、そもそもこの事件自体がそれほど大々的に報道されたわけでもなく、こうして記録に残すことはどうなんだろう、という思いもあったため、当院ではないといことをわざわざ書くのも・・・・と思い、記事にしていませんでした。
しかし、わざわざお問い合わせをされる方がいる、といことは、おそらくほかにもご心配になられている方は大勢いるだろうと思い、記事にすることにしました。
わたしたちは、社会福祉主事等もしてきたので、保険制度、保障制度にはとても詳しいです。悪用しようとすれば、悪用する手段があることはよく知っています。
しかし、当院は、院長とオーナーの、現在の整骨院（だけではありませんが）を取り巻く医療保険のいびつさ、損害保険のあいまいさに対するアンチテーゼという目的もこめ、「根本治療」「予防医学」という日本の健康保険ではカバーしていない分野をカバーするために創業した治療院です。限りある税収、損害保険金を必要な方にだけ利用していただく制度づくりは、一部の政治家だけの義務ではなく、全医療機関、全患者（国民）の義務だと強く信じています。
ですから、どれほど強く要望されても、怪我をして1週間以上がたっている外傷を健康保険を使って診ることはありません。怪我をしにくい体質・筋バランス作りをサポートする際には、法律に従って、自由診療として診ます。
ばれないんだから保険使ってよ、と言われることは多々あります。でも、やりません。
杓子定規で堅物だと思われるかもしれません。
自由診療になってしまうので、根本治療は一時的には割高になります。しかし、一生涯に負担する医療コストという点では、応急処置や対処療法を続けるよりも、はるかに格安です。
そして、この「格安」ということは、個人の家計に対してだけではなく、日本の国家財政においても「格安」です。
わたしたちは、こうした経営理念、治療方針に共感する方に来院していただきたい、そう思っています。
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