« 患者様へのメールアドレス更新のお願い | トップページ | 頭を使うと疲れるマイペースなスポーツマン、いつも心配事でくよくよしている人の風邪への対処方法 »

2011年12月20日 (火)

暴飲暴食で生活習慣病まっしぐら!にならないために

わりと食事にも気を使っているのに、気がついたら高血圧、糖尿病、という方がいます。

 

これ、実は日本人に「脾虚(ひきょ)」と言われるタイプが多いこととも関係しています。

 

ちょーっと漢字が多いんですが、かなり多くの方が当てはまると思うので、少しがんばって読んでみて下さい。

 

脾虚と言われる人には2パタンいます。陰が強いタイプと、陽が強いタイプです。

 

陰が強い人は「色白、痩せ型、ちょっと動くとすぐに息切れや汗をかき、疲れやすい」といった外見的な特徴があるそうです。

 

陽が強い場合は体格はしっかりしていてひき締まっています。血色がよくて、口は大きめで、声が大きくてハッキリと話します。

 

陰陽どちらであっても「胃腸が弱い」「疲れやすい」「免疫力が弱い」ため、特にアレルギー性疾患、胃下垂、腎臓下垂、子宮下垂、低血圧、慢性胃炎、慢性腸炎、便秘になりやすいという特徴があります。

陰が強い場合は食欲がなく、陽が強い場合は食欲が旺盛です。

 

陰が強い場合は、性格的には、慎重で、思慮深いまじめなタイプで、 記憶力や洞察力に優れています。ただ、慎重すぎて決断が遅すぎることも多々あります。また、体調が悪い時は、精神面に出やすく、あらゆることが面倒くさくなり、落ち込みがちで、無口になります。

 

陽が強い場合は正反対で、宴会幹事タイプです。

 

一日3-4合の玄米を食べる、我らが院長は陰が強い脾虚。しかし、彼の辞書に「食欲が無い」という文字はありません。しかし、この食欲という点を除くと、陰性の脾虚全てが院長にぴったり当てはまります。

 

多くの人の場合、院長のように、本やネットに書いてある証の特徴に、一部は当てはまるけれど、一部は当てはまらないことが大半だと思います。これが、東洋医学がとっつきにくいと思われる理由の一つだと思います。

 

自律神経測定をすれば、数値として分かるのでてっとり早いのですが、それ以外には、他に起きている不調と照らし合わせて見るという方法が役に立ちそうです。

 

陰性が強い脾虚の場合、栄養を吸収しにくいため、血液が不足し、貧血や肌荒れ、生理不順、かかとのひび割れなどの症状があります。 院長のカカトは、ひび割れがガタガタ。なるほど、脾虚の人の特徴です。

 

東洋医学では、生活習慣病は、陰陽問わず、脾虚証・脾虚肝実証の状態で起きると考えています。

 

日本人は、脾虚になりやすいタイプの人が多いため、胃腸が弱い人や、生活習慣病の割合が多いと考えられます。(東洋医学的には、脾虚の人は太った人よりも、生活習慣病のリスクが高いと考えます。)

 

このタイプの人は、腰痛や胃腸の不調など、なんとなく不調という時には、不足した気と血を補うために、漢方薬であれば婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などを使用します。婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は女性が飲む漢方という印象が強いのですが、実際には、血が足りない脾虚の男性にも適していると言われます。(あ、でも低血糖の人には男女かかわらず、禁忌です)

 

なんとなくの不調が進んで、不眠、動悸、不安感、イライラなどが始まっている場合には、「帰脾湯(ひきとう)」などを用います。

 

また、胃腸が弱いことが多いため、胃腸を冷やさないように、冷たい食べ物を避けることが大切とのこと。何よりも、お腹が減ってから食事をすることで、しっかりと胃腸が働くようにすることが大切。

 

胃腸が弱いなあ、かかとがカサカサだなあ、アレルギーになりやすいなあ、という方、空腹感を感じる前の食事を避けるだけでも、体調が回復するかもしれません。

 

自分は痩せているから、生活習慣病なんて関係ない、とは思わず、胃腸が弱かったり、カカトががさがさしていたら、早めに生活習慣病対策で食事に気を遣ってみてはいかがでしょうか?

 

|

« 患者様へのメールアドレス更新のお願い | トップページ | 頭を使うと疲れるマイペースなスポーツマン、いつも心配事でくよくよしている人の風邪への対処方法 »