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2011年12月20日 (火)

頭を使うと疲れるマイペースなスポーツマン、いつも心配事でくよくよしている人の風邪への対処方法

今日は肺虚(はいきょ)と呼ばれる、肺をとおる自律神経の働きが弱い方の特徴をまとめてみました。

 

肺虚の人は、熱証(熱をたくさん生みだしているタイプ)と寒証(熱をあまり生み出さず、かつ熱が逃げてしまっているタイプ)で、かなり印象が異なります。左が熱証、右が寒証のイメージ写真です。

 

Haikyoyousyou Haikyoinsyou 


熱証(熱を生み出す力が強く熱がこもりやすい)の人は、マイペースであまり物事を深く考えて悩んだりしないおおらかさがあります。体を動かすことが好きで、運動神経が発達している人が多いようです。


がっちりとしたスポーツマンタイプで、鼻が大きく、呼吸音や声が大きいという外見的な特徴があります。


運動をして体を動かしているのに、首や肩が凝りやすく「運動してるのになあ」と思っている人が多いようです。


寒証(熱を生み出す力が弱い)の人は、クヨクヨと思い悩む悲観的な性格。体を動かすことがあまり好きではなく、本を読んだり、一人で部屋でくつろぐことが好きな人が多いようです。


色白で、鼻が小さく、声も小さいという外見的な特徴があります。体の不調にとても敏感で、不調を感じると食事や薬などを熱心に調べて早めに対処しようとする人が多いようです。


このように、熱を生み出す力によって、正反対の特徴を示す肺虚タイプですが、どちらのタイプも、呼吸、吸い込む力が弱くなっているという点では共通しています。


東洋医学的に肺と呼ばれるところ(内臓の肺のことだけではないです)は、大腸や鼻、皮膚を司っています。なので、肺虚タイプは、呼吸が浅すぎたり、反対に呼吸が荒すぎるなど、不自然な呼吸をする人が多く、過敏性大腸炎や便秘など腸に不調が出やすいようです。


一見正反対に見えるのですが、体質改善という点では、熱証寒証問わず、肺を補い気の機能を高める作用(補肺益気と言います)のある漢方薬(玉屏風散や黄耆建中)が適していると言われます。


ただ、風邪の初期の対処方法は全く異なります。


肺虚熱証の人は、風邪の初期に葛根湯が効く、典型的なタイプです。しかし、少しくらいの風邪なら、運動をして外に熱を追い出すことで楽になります。


肺虚寒証の人は、風邪の初期症状の段階から、無理をせず、温めることが大切です。


どちらのタイプも、悪化させた時には気管支炎、肺炎を起こしやすいので、咳がひどくなりはじめた段階で、頓服的に止咳をすることが大切です。


漢方薬としては、咳が慢性化して脈が弱々しくなっているようであれば玉屏風散、咳が慢性化し脈が細くて早ければ麦門冬湯が良いと言われます。


風邪を引くと咳がなかなか治らない、という方は、一度、自律神経測定をしてみると、風邪の初期への対処方法が分かって良いと思います。

 

 

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