« 運動不足でも大人ニキビはできます | トップページ | 集中するのが得意!という方ご注意を »

2011年6月16日 (木)

赤ちゃんのカラダが柔らかい本当の理由

Twitter:1万円のストレッチ教材、開脚してる赤ん坊の写真に「あなたも赤ん坊の時はこんなことができたはず」というコメント。乳幼児は二本足歩行に必要な筋肉が無いから固くなりようがないんだよ。筋肉が関節のストッパにならないからね。だから脱臼しやすいんだし。騙される消費者が悪いのか、、、やな感じ。

このつぶやきに、たくさんの方から驚いたというコメントが寄せられました。
ちょっと多いんですが、この日の関連するつぶやきを全部転載します。

特に小さいお子さんを持つ方、是非お読みになって下さい。

乳児は筋肉がこっていないというより、特に股と肘・ヒザ関節が未発達な状態で生まれるために柔らかいです。筋肉は関節のストッパなので。徐々に筋肉が発達し、首を支える、座る、立つ、歩くにつれ、可動域が減ります。

赤ちゃんの夜泣きの原因の1つは、筋骨格の発達につれ、筋肉の動かし方に慣れていないので、拮抗筋(反対側の筋肉)がこることで、不快になることです。腕、肩、足首、ヒザ、股関節、大腿の順番で筋肉がつき、その順でこるようになります

子どもの頃から何の努力もしていないのにカラダが柔らかい、という人は「呼吸が深くで筋肉に十分な酸素が届けられていて柔軟な筋肉が維持できている」という人が稀にいますが、大抵が関節周辺の筋(腱)が未発達でストッパーとして機能していないから。そういう人は柔軟運動より筋トレをする方が良い。

人はどうしても自分が得意なことに時間をかけがちなので、カラダが柔らかい人はヨガ等の柔軟性が行かせるスポーツをするし、心肺機能が高い人はジョギング等の有酸素運動をするし、筋肉がつきやすい人は筋トレをする。でも、本当は、なんでその動きが得意なのかを考えて、怪我予防を考えた方が良いです

解剖学と発達生理学の教育を受けている人は全員同じことを言うと思いまする RT @nori_kubo: 友人の整形外科医も同じことを言ってました:子どもの頃から何の努力もしていないのにカラダが柔らかい、という人は~大抵が関節周辺の筋(腱)が未発達でストッパーとして機能していない

乳幼児は遅筋と速筋も未分化で刺激によってコロコロ変わります。小さい頃に適切な運動、正しい姿勢・歩き方をsることで、刺激に応じて筋線維の本数・形態が整います。脳のしわの本数だけじゃなくて、筋線維の量・形態も気にしてあげましょう。一生の健康を左右しますから。

人間が生まれた後で、どの順番でどの筋肉が発達するのか、どの関節が安定してくるのかを理解しているお母さん達は少ないと思う。肘が安定していないのにボールを投げさせたり、股関節どころか足首も安定してないのに股関節に自重をかけさせたり。小児科が少なくなって丁寧に教えられる人が減ったのかな

勉強も運動も発達過程に応じたものをすることが大切。だけど、世の中のお母さんは、子どもの脳の発達に興味は持っても筋骨格の発達にはほぼ無知だから、最適な運動を選ぶことは難しいみたいですね。運動以前に、いや、それ脱臼するから、っていう手の引き方している人も多いですけど・・・

人間は、首も股関節も肘も膝も、関節を保護するだけの十分な筋肉が発達しないまま生まれて来る。だから、子どもの筋骨格の発達の順番に合わせた刺激が必要。骨格の大きな変化は腕は小学生中学年、膝は身長が止まるまで。小学生で外で走り回ることもなく運動もしない、というのは結構危険

でも、勉強していない医療従事者も多く「成長痛は病気じゃないから心配する必要はない」と書いている人がネット上にもたくさん。成長痛は関節の成長を押さえる筋の成長不足。テーピング等で筋機能を補わないとひょろひょろと不健康な身長の伸び方をして将来の筋骨格のゆがみ、筋力不足の原因にも。

小児科の患者さんから「言い訳に聞こえるかもしれませんがアレルギーの治療などが多く、怪我で小児科に来る子ども自体が減っています」というDが。そっか、子どもの筋骨格の話を親にする機会そのものが減ってきているんですね!←目鱗


|

« 運動不足でも大人ニキビはできます | トップページ | 集中するのが得意!という方ご注意を »