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2011年6月21日 (火)

マメ知識:柔道整復術(整復活法)の起原

たまには、歴史的なマメ知識♪

Twitterでやりとりをした柔道整復術に関する歴史的経緯を転載します。

「正骨要訣」という現代の柔道整復の基礎を作った吉原元棟は武士として武術(整復)に従事していましたが按摩師でもありました。このことからも、伝統的な整復(活法)と按摩を厳密に区別することがいかに難しいかが分かるかと思います http://ow.ly/53hkK

単なるマメ知識ですが、世間で「名倉○○」に整骨院が沢山ありますが名倉氏は吉原元棟の子孫です。でも、名倉堂で勤務している柔道整復師全員が伝統柔術や活法・当身を理解している、ということはなさそうです(理解していたら、こんなに柔術・活法が廃れるはずがない・・・)

手技って個人ごとに違いもありますし、詳細に区分していくことは難しいですよね。お互いに学び合うものも多いですし・・・・私はアメリカ人なので、カイロとオステの争いを見慣れているのですが、この両者を見ても、類似の技術を使いますし。。。。

現代の柔道整復の基礎を作った吉原元棟は按摩師でもありました。このことからも、伝統的な整復(活法)と按摩を厳密に区別することがいかに難しいかが分かるかと思います。両リンクとも柔整の歴史読物として面白いです

按摩と整復の区分が難しいからって、違法保険請求をして良いって話じゃあ、ないですからね。もちろん。

オステの先生にご確認いただくと、活法の手技の多くがオステの技術と重なると分かると思います。オステを受けた時に活法の施術との共通点の多さに驚き、オステと按マ指の共通点も考えると、ほぼ全ての外傷を病院が見る現代、活法と按マ指の資格を分ける必要性がない、と感じました

柔道整復の起原が柔術の活法なのは、柔道整復理論の教科書(全国柔整学校協会柔道整復理論)にも載っています。全柔整師が知っているはずのこと。でも、教える教師が柔術も活法も知らない+学生も疑問にもたない

私がつぶやいているようなことは、本当は全柔整師が知っていなければおかしなことなんです(苦笑)。でも、私が知っている限り、柔整科としてきちんと活法を教えている専門学校は都内だと1校だけ。授業の単位にならないので課外活動として教えてます

減量を兼ねて、古武術の流派に入門してみるなど、いかがでせうかー?関西は結構さかんですよんー  http://ow.ly/53hWA

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