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2011年3月18日 (金)

スーパーの空棚の前で唖然としたら思いだして!

昨日、スーパーに行くと、私の横にいた他の買い物客が「あれがない、これもない、あれもない」と大騒ぎをしていました。

でも、私は普段買っているものが普通に買えましたし、欠品している物は同様の栄養価が摂取できる他の食材を調達することができました。

この数日、いくつかのスーパーを回って、どういうものが買い占められているのかを見て回っていますが、どのスーパーでも普段とあまり変わりなく必要な物を調達できそうです。

物流全体が止まって、全体的に品薄のスーパーはまた別だとは思いますが、我が家の周辺は主要幹線道路に近いこともあり、物流が止まっていません。朝には品物が豊富になります。 店員さんに聞いても、無くなっているのは、買占めが原因で、流通が原因ではないそうです。

こうした環境下で、全く買物に困らない人がいる一方で、パニックになる人がいる。その最大の理由は食材に対する意識だと思います。

どのスーパーも、栄養価が高く、長期間の保存がきく食材が大量に残っていて、一方で、栄養価の低いカップめんや、長期間の連用で過剰に糖分を摂取するリスクの高い食材が集中的に買占めに遭って無くなっています。

当院のウェブ会員の患者様は、ウェブ会員限定のサイトからダウンロードできる、薬膳の食材リストを見ていただければ、比較的栄養価が高く保存がきく食材が分かるかと思います。

この食材リストに◎として載っているような食材、どのスーパーでも余っていました。

特に驚いたのが、日本が誇る最高の保存食の1つである、高野豆腐がスーパーの棚割を見る限り、1つも減っていなかったこと。

カップめんは、お湯がないと食べられません。でも、高野豆腐は小さくちぎって口に含んでいれば、食べることもできるし、栄養を摂取することもできます。

切干大根、干ししいたけ、乾燥わかめといった乾物コーナーは豊富に残っています。

牛乳はないのに、豆乳はあるしチーズもある。

納豆はないのに大豆はあるし、小豆もある。

干物も残っています。

白米はないのに、そばが残っています。

野菜コーナーを見ると、保存食の代表選手、じゃがいもも残っています。

つまり、本当に頭を使って、何かがあった時に保存がきく、避難時に食材として栄養を摂取できるものを買い占めているとは、到底思えない状況なのです。

現状で、関東圏で買占めに走ることそのものが、不必要で混乱を加速させるだけの行為だと思います。

しかも、こんなにおかしな買い占めの仕方をしていては、本当に何かがあった時に、困るのではないでしょうか?

日本の山間部では、昔からいろいろな工夫をして保存食を生みだしてきました。

ネットで検索してみれば、山間部が冬季にどういう食事をしていたのか、すぐに分かると思います。

スーパーに行って、空き棚を見て唖然とするかもしれません。

でも、少し冷静になって、ひなびた山岳部の温泉宿でどんな食事が出てきたかな、と考えてみてください。

そうした宿で出てきたような保存食の原材料、大半のスーパーでまだまだ豊富に残っています。

血糖値を急上昇させるような食材や、胃腸に負担がかかる食材が無くなっている一方で、カラダに良い食材は、まだたくさん残っています。せっかくの機会なので、カラダによい食材を、生活の中に積極的に取り入れてみてはどうでしょうか。

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