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2011年3月 5日 (土)

花粉症の原因いろいろ&体質改善+今できること

この時期、当院の患者さまも花粉症の方がたくさんいらっしゃいます。

目や鼻の粘膜が普段から潤い不足で、この時期になると余計に荒れて症状がひどく出てしまう方

腰や背中の冷えが強く、冬は特に老廃物を外に排出する内臓機能が落ちているところに、大量の花粉をあびて排出機能がさらに低下して全身症状が出る方

手足の末端の冷えやしびれがひどく、血液循環やリンパの流れが悪く、皮膚のバリアが崩れて、皮膚にもかゆみが出てしまっている方

普段から内臓脂肪が多い等、血液の質が悪く、お血(ドロドロ血)状態で、粘膜をはじめとした毛細血管に十分な血液がいきわたっていないために、目や鼻に特に症状が出る方

もともと水分代謝が悪くむくみやすい体質で、花粉の刺激でさらに代謝が落ちることで体内の水分過多になって、水のような鼻水が出続けたり、全身が重だるくなる方

いろいろなパタンの方がいらっしゃいます。

この時期になると、もう対処療法で鼻や目の粘膜の血液量を増やして老廃物を流し、粘膜の損傷を短時間で回復させるといった治療がメインになります。

ですが、本来であれば、もっと前から、粘膜の強化、血液の質の向上、排出機能の強化、冷えの改善、むくみの解消といった体質改善に取り組むことが大切です。

とりあえず、今の段階で症状軽減のためにできることを列挙します。

■胃腸や粘膜が弱い人
→乾燥させない。刺激が強いものを食べない。腸内細菌のバランスを整える発酵食品(納豆、ヨーグルト、つけもの、ごぼうなどの根菜)を積極的に食べる。シャンプーやせっけんを低刺激のものに変える。輝度の強いもの(テレビやパソコンのモニター、ゲーム機等)を長時間見て目を乾燥させない。目の付け根、小鼻の横をつぼ押し。

■血液の質が悪い人(舌の裏を見て黒や青黒い血管がくっきりしている人)
→動物性油脂のようにドロドロ血をさらに悪化させるものを避ける。有酸素運動をする。呼吸を深くする。とくかく粗食!!

■腰や背中の冷え感が強い方
→骨盤の上にカイロを貼る。毎日、体幹をしっかりとストレッチする。腰をトントンとげんこつでたたく。

■呼吸器が弱い方
→胸の上にカイロを貼る。鼻呼吸をがんばる(風呂の中など鼻の通りが良い時に)。マスクをして鼻やのどに冷気が入らないようにする。薄着をしない。首を冷やさない。

■皮膚にかゆみが出ている方
→東洋医学では、内臓の排出機能が落ちると皮膚に特に症状が出やすいと考えます。粘膜が弱い人と同じケアを。

■むくみがひどい方、舌の端にぎざぎざに歯の跡がついている方
足のくるぶしの上をつぼ押し。刺激が強いものを食べない(特にカフェインやアルコールは大敵)。足のくるぶしや手首を冷やさない服装を心がける。便秘をしないように、食べる量を極端に減らさない。

また、免疫を亢進させるような薬(安定剤、入眠剤)を服用していたり、普段から副交感神経が優位で長時間睡眠・過眠の傾向がある方は、どうしてもアレルギー症状は強く出やすいです。

なので、減薬の相談をしたり、6-8時間睡眠を維持するといった工夫も有効かと思います。

お大事になさってください!

 

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