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2011年3月19日 (土)

地震酔い、自宅でできる軽減方法

地震後、カラダがずっと揺れている感じがするといった「地震酔い」と呼ばれる症状が続いている方がいます。

地震酔いのセルフケアをまとめたサイトを見ていたら、合谷という手のつぼが、乗り物酔いに効くから地震酔いにも効く、といった情報がありましたが、乗り物酔いと地震酔いはメカニズムが違います。おそらく、多くの方の地震酔いに、合谷は効かないと思います。

乗り物酔いは、視野や皮膚感覚から、床下部に一気に大量の過度の信号が送られたことで、自律神経系が正常な処理をすることがでいなくなり、異常を来たすため起こると考えられています。

一方で地震酔いは、長いゆれがつづいたことで、平衡感覚と視覚のずれから起きる症状です。地面が揺れているという事実を脳が処理しきれないことで、カラダのほうが揺れていたと錯覚することで起きます。そのため、錯覚しようがない、急な直下型の地震では起こりにくく、ゆっくりと、長期間にわたって起こるゆれで起こしやすいという特徴があります。

つまり、地震酔いの原因は、脳の勘違いを修正することができなくなっていること。緊張続きで自律神経がアンバランスになっていると、特にこうした修正機能が働きにくくなるため長引くと思われます。

というわけで、地震酔いの根本的な解決方法は「正確な平衡感覚を回復すること」です。

しっかりと睡眠をとることで、眠っている間に無意識下で重力を正確に認識し、平衡感覚が回復する可能性があります。なので、何よりも大切なことは、しっかりと良質な睡眠をとる眠こと。

それでも、なかなか症状が改善しない場合には、もう少し積極的な、平衡感覚を回復させるためのセルフケアが必要になります。

平衡感覚と視覚がずれるのは、上述のとおり、ゆっくりとながい視覚的にゆれを認識することができないゆれが起きているため。ですので、平衡感覚を回復させるには、視覚的に認識できる大きなゆれを、しっかりと目を見開いて感じる必要があります。

小学生の時に、両腕を広げてワーと声を出しながらぐるぐる回る遊び、しましたよねー?

あれ、です。

重力をしっかりと感じるために、両腕を広げることが大切です。そして、大声をあげるのも、脳の勘違いを忘れさせるためには大切なポイント。馬鹿になりきりましょう。

回っている間は、1点を決めて、この点を注視します。

そして、回転が終わった後、立ったままで、その点を注視しつづけます。少しずつ、カラダのゆれがおさまり、平衡感覚が回復してくるのが分かると思います。

※周りにぶつからないように気を付けてくださいね

これ、バレリーナがターンをしても目が回らないようにする訓練と一緒だったりします。

何回かやっても、それでも治らない!という場合には、セルフケアでは自律神経の調整ができにくくなってしまっている状態なので、お近くの鍼灸院や心療内科で自律神経の調整を受けることをお勧めします。

でも、まずはセルフケア!

お友達やご家族と一緒に、ワーと叫びながら、くるくる回ってみてください♪

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