地震酔いの治療費いくらですか?
火曜日から職場に復帰し、地震酔いがひどくなってしまった方が増えているようで、地震酔いの治療っていくらくらいですか、というお電話を数多くいただいています。
休診日だった昨日、外出をしていた際に、高層ビルにいる時に余震を経験しました。免震構造のビルで、ゆっくりと長いゆれを体感し、多くのかたが地震酔いになってしまう理由がよく分かりました。(地震酔いの原理はこちらのブログをお読み下さい。)
当院の場合、地震酔いでかかる料金は、2500円から7500円程度、時間は30分から90分程度です。
どういう場合にどの程度の金額となるのか、概要をご紹介します。
地震酔いは、視力と重力を感じる耳の機能のバランスの崩れを修正することができずに起こります。
そのため、当院では、まず最初に「なぜバランスを修正することができないのか」を把握するために「全身24箇所の自律神経バランスの測定」を行います。
この測定で、どの自律神経バランスが崩れているのかを把握し施術の方針を決めます。この測定が1000円、約15分かかります。
地震酔いでお悩みの多くの方が、自律神経のバラツキが大きくなってしまっているので、まずは医療用の電気治療器具で、上述の測定結果に応じて、自律神経のバラツキを収束させます。これが15分1500円です。)
普段健康で、冷え性や胃腸障害、めまい等でお悩みがない方の場合は以上で終わりです。
30分2500円です。
その日にお酒を飲まず、静かに過ごしていただき、良質の睡眠を取っていただければ、多くの方が1回の施術で完治しています。
ただ、翌日以降も、免震構造のビルで勤務されている方の場合等は、一度おさまってもぶり返してしまわれる方もいます。この場合、再審時は測定が不要なので施術の1500円のみがかかります。
普段から自律神経のバランスがあまり良くなく、冷えやいらつきなどが大きい方の場合、追加で、バラツキが大きくなってしまっている自律神経の調整をするために、温熱療法や、反対に、不要な熱・老廃物を排出していきます。
これは、症状によって時間が変わりますが、多くの場合、40分、4000-5000円程度です。トータルで70分、7500円前後です。
地震酔いを回復させるためには、上述のブログでも記載したとおり、自律神経のバランスを矯正的に回復させることで、目と耳のバランスを回復させていく必要があります。ですので、医療用の治療器具がきちんと設備されている医療機関に行くことが大切だと思います。
とはいえ、近頃は、当院のように外見がカフェのようで、医療機関には見えない医療機関が増えています(すいません、まぎらわしくて。念のため記載しておきますが、うちは医療機関です。)
医療機関の場合は控除対象となり、非医療機関の場合には控除対象になりません。
ですので、どこで治療を受けようかな、と悩まれた時には、お電話などで「医療控除の対象になりますか?」と聞いていただければ良いかと思います。
まずはセルフケア。それでもなかなか回復しない場合には、症状をこじらせてしまう前に、早めに適切なケアを受けて下さい!
お大事に!
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