思考パタンと自律神経の関係(ウェブ会員さま限定コンテンツ)
東洋医学では、心と体は一体だと考えます。
そのため、病気を根本的に治すためには、考え方の癖や性格特性に気が付き、自分がどのような病気になりやすいのかを理解しておくことが大切だと考えます。
例えば、意思決定をする際に、理論的に考える際には肝経の自律神経が興奮していることが判明しています。一方、感覚的に問題をとらえて解決策を採択している場合には心経の自律神経が興奮している一方、肝経の自律神経が抑制されていることが判明しています。
今回ウェブ会員様向けサイトに公開した資料は、さまざまな思考パタンが自律神経のどの系統と深く関係しているかをまとめています。実際にはもっと複雑な判断が必要ですが、ご自分やご家族の不調のサインに気が付いて予防を始めるためには、とても役立つと思います。上手にご活用ください。
誤解していただきたくないのは、このテストは、性格分析や占いとして利用していただくことが目的ではないということです。
あくまでも、ご自分の考え方の癖や特性がどの自律神経を興奮・抑制させる傾向があるのかを理解していただき、症状改善・体質改善につなげていただくことが目的です。
施術の直後は調子が良いのに、会社に行ったり家族と話しているとすぐに症状が悪化するといった、人間関係のストレスが原因の不調をお持ちの場合、特に有効に使っていただけると考えています。
ちなみに、裏番長のチェック結果は
肝 5点 脾 -6点 肺 5点 心 -1点 腎 -10点
というわけで、思考パタン的には、脾や腎経絡に関係する症状は出にくく、肝・肺はちょっと危ないかな、ということが分かります。まあ、確かに・・・・そうかも。
※8月は、当院でカウンセリングを受けられた方向けに、漢方薬選びの資料を公開する予定でした。ただ、資料をまとめる過程で、薬局で簡単に購入できるものだけに絞ってご紹介する方が薬に立つのではないかとの意見をもらったため、現在作り直しています。
予めお約束したコンテンツと違ってしまって申し訳ありません。
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コメント
Twitterでいただいたご質問を、こちらにも追記します。
プラスの数値が大きければ、その自律神経は思考パタンの影響を受けやすいことを意味してます。
反対に、マイナスの数値が大きければ影響を受ける可能性が低いことを意味しています。
では、マイナスであれば良いかというと、決してそうではありません。
マイナスの数値が大きければ、この自律神経と反対の作用をする自律神経がプラスになりやすいという特徴があります。
そのため、±問わず、ゼロに近ければ近いほど、良いと考えて下さい。
投稿: 裏番長 | 2010年8月30日 (月) 23時07分