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2010年5月13日 (木)

産後の手指のこわばりのケア

産後はホルモンバランスが劇的に変化するので、細かい関節がうまく動かなくなりがちです。

朝起きると、手先や足先がこわばってして、うまく曲げることができないといった方が少なくありません。

そのうえ、赤ちゃんの頭を手首で支えようとするため、手首も炎症を起こしがちです。

授乳中は薬を飲むことができないので、多くの方が、我慢をしたり、痛み止めの塗り薬を塗ってなんとか乗り切ろうとされるようです。

でも、こうした産後のホルモンバランスの変化や腱鞘炎には、鍼灸や温熱療法といった、日本古来の療法がとても効果的です。

妊娠・出産・授乳というのは、薬や外科手術という手段がなかった大昔から続いていることなわけです。出産のたびに手や指が動かなくなっていたら、家電製品がなかった江戸時代に、何人もの子供を育てながら家事をすることはできなかったですよね。

こわばりがひどくなってしまっている場合は、短期集中で週2回程度来院していただき、指先から腕にかけての拘縮をとっていきます。また、ご自宅で、朝起きた時と夕方に手湯をしていただき、冷え取りをします。

朝起きて指が曲げられないという状態を脱したら、その後はご自宅でのセルフケアが中心です。置き鍼やせんねん灸等でセルフケアを続けていただきます。

手指のこわばりは、産後に多くの方が経験する症状です。でも、ひどくなる前に温熱療法をしたり、症状が軽いうちに鍼灸の施術やセルフケアをすることで、悪化させずに乗り切ることができるんです。

私は、昔はごくごく当たり前だった知恵や情報が失われてしまっていることを、とても残念に思っています。

どうかお近くに、産後の手指のこわばりでお悩みの方がいらしたら、手湯やせんねん灸でのセルフケアを教えてあげてください。また、こわばりが酷い方は、一度鍼灸を試してみてほしいなあ、と思います。

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