もう、生理に振り回されない1
男性の皆さま、ぎょっとするタイトルでごめんなさい。でも、男性にとっても、実はとても大切なことなので、ぜひ最後までお付き合いください。
生理(月経)は、さまざまな不快症状を伴いがちです。
- 排卵痛
- 排卵時期の腹部の張り
- 月経前症候群(PMS)による精神的イラツキや頭痛・腹痛・腰痛、不眠・過眠
- 月経中の腹痛、腰痛、背面痛
- 月経中の臭いや化学物質等に対する過敏症
- 月経中の精神的イラツキや不眠・過眠
- 月経中の立ち居振る舞いの不自由さ
- 月経中から月経直後の貧血、めまい、ふらつき、虚脱感、集中力不足
ですから、生理を毎月の憂鬱な出来事と感じている女性は少なくないと思います。
精神状態やからだの情報を、自分の意思とは無関係にコントロールされてしまうことで、とても損をしているような気になりがちな方もいると思います。
私も、かつてはその一人でした。しかし、東洋医学とピラティスを真剣に学ぶにつれ、どうやら生理の不快感はコントロールできるものらしい、ということが分かってきました。
具体的なコントロール方法は次回以降に譲るとして、今回は、私の長年にわたる生理との格闘の日々をご紹介します。
10代前半:顔を中心にひどいにきびができ始めました。また、ひどい生理痛で毎月生理のたびに寝込んでいました。2回、救急車で運ばれ、鎮痛点滴を受けたことがあります。生理に対するネガティブなイメージがどんどん増していきました。
10台後半:顔のにきびが治り、代わりに背中にでき始めました。手足のひえがひどくなり生理中は階段を登るのがつらいほど足がむくみました。生理の経血量が増え、生理中は生理用品を入れた大きなバックを持ち歩き、外出先ではトイレの場所を確認しないと不安でした。
20台前半:ひどい月経前症候群が始まりました。生理前の精神状態をコントロールできなくなり怒りを抑えられなくなりました。仕事中に会議が長引くと、どうしようかと不安で仕方がありませんでした。
20台後半:月経前からむくみがひどくなり、常に全身が重い状態でした。この頃から線維筋痛症が悪化したこともあり、常に全身のどこかがこわばっている状態でした。中長期の海外出張で途上国に行くことも多く、生理が重なることが怖く、中容量ピルで生理の周期をコントロールしていました。
30台前半:線維筋痛症で寝たきりに。排卵日から生理終了まで、むくみに加えてひどい貧血で常にめまいがしている状態でした。においに対する過敏反応が出始め、生理中は常に吐き気がしていました。
でも、39歳の現在、
排卵のタイミングも生理が始まるタイミングも分かるので、いつ生理が始まるのかという不安感はありません。からだが冷えやすいので生理前後のからだの冷えが多少ありますが、冷え切る前に対処するので、痛みでうずくまるようなことはりません。
そして、何よりも、経血をコントロールできるようになったため、トイレを探して回ったり、長時間の会議や移動が不安、ということがまったくなくなりました。
そのため、生理が来たらいやだなあ、旅行とぶつからないかなあ、といった不安や不満がなくなりました。
そう、生理に振り回されないようになったのです。
次回以降、そうなることができた経緯を書いていきたいと思います。
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