« 高円寺南3丁目でジャックラッセルテリア | トップページ | 屋号 養生庵(ようじょうあん)の由来 »

2010年4月10日 (土)

昔の日本人は知っていた風邪の治し方

以前、「風邪の種類は6種類。治し方も違うんです」という記事を書きました。が、読み返してみると、そもそも何で6種類あるのか、という理由を書き漏らしていることに気が付きました。

ですので、本日の記事は、その補足です。

さて、風邪って何でしょう?

ウィキペディアによると風邪の定義は以下のとおり。

主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現した状態のことである。西洋医学的には「風邪症候群」と呼んでいることが多い。

風邪を引き起こすウイルスや細菌の種類はたくさんあります。

湿度や気温、地域によってウイルス・細菌が生息しやすい環境は異なります。

また、ウイルスや細菌の種類や組み合わせによって、引き起こされる症状も異なります。

西洋医学では、こうした違いを総称して「風邪症候群」と呼んでいます。

一方で東洋医学では、乾燥した地域で生息しやすいウイルス・細菌で引き起こされる風邪のことを「燥邪」と言いますし、湿度が高い場所で生息しやすいものなら「湿邪」と呼ぶわけです。

数千種類もあると言われる、風邪症候群を引き起こす細菌・ウイルスの数と比較すると、東洋医学の6分類というのは、あまりにも大まかでいい加減に思われるかもしれません。

実際、熱邪とはいっても扁桃腺が腫れるタイプの熱邪もあれば、耳下腺が腫れるタイプの熱邪もあったりします。が、実態として養生方法は類似しています。

しかし、寒気がないのに咳が出るタイプの燥邪と、耳下腺炎では養生方法は異なります。

このように、東洋医学の6分類は「養生方法を選択するうえで、もっとも効率的な分け方」となっているのです。

こうした風邪症候群に対する養生法の選択は、江戸時代には庶民のあたりまえの知恵だったようです。

温故知新の大切さを感じますね。

|

« 高円寺南3丁目でジャックラッセルテリア | トップページ | 屋号 養生庵(ようじょうあん)の由来 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1287345/34166525

この記事へのトラックバック一覧です: 昔の日本人は知っていた風邪の治し方:

« 高円寺南3丁目でジャックラッセルテリア | トップページ | 屋号 養生庵(ようじょうあん)の由来 »