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2010年3月15日 (月)

骨盤をニュートラルポジションにして歩けるようになるには。。。

骨盤はからだの土台です。骨盤がゆがんだままでは、背骨も、そのうえにある重たい頭も安定しません。そのため、骨盤のゆがみは腰痛や肩こり・ひざの 関節の痛みを引き起こします。

整体・骨盤矯正で正しいポジションに整えることも大切ですが、正しいポジションを維持する方法を学ばなければ、またすぐにゆがんでしまいます。

体にとって一番負荷が少ない立ち方は、インナーマッスル(深層筋)で骨を支えることです。インナーマッスルが弱ってくると、表面の筋肉が隆々として いても、まっすぐに美しく立つことはできません。

インナーマッスルを上手に使って、自然な立ち方・歩き方をすることで、骨盤をはじめとする筋骨格を正しいポジションで維持しやすくなります。特に大 腰筋を使った正しい歩き方、立ち方をすることで、内臓の冷えを予防することができるため、腰痛だけではなく、胃腸障害や婦人科疾患の予防にもなります。

で、問題なのは、どうやったらインナーマッスルを乗ずに使って自然に立ったり座ったり歩いたりができるか、ですよね。

ピラティスやヨガで、口で指示を出しても、ほとんど分からないようです。

実際に体を触らせていただいて、ここを引き上げて下さいとか、ここを下げて下さい、とお願いをして、何回も何回も繰り返して、ようやく身につく方が大半。

以下は、実際にひどい腰痛や肩こりで悩んでいる方に、立ち方・座り方・歩き方を指導させていただいた時の流れです。

  1. 姿勢測定(週に1回以上、骨盤の傾き、両足のヒラキ具合などの癖を測定)
  2. ひどい痛みの軽減(鍼)+筋骨格を正しいポジションに矯正するための施術(整体またはペアピラティス)を実施 週に1回2~5回
  3. 特に弱かったり使えていなかったりするインナーマッスルを強化するためのエクササイズ(ピラティスベース)のアドバイス
  4. 3のインナーマッスル周辺の血流・リンパの流れを改善するための施術(主に鍼と指圧) 2~8回
  5. 医療器具(EMS)で特に弱いインナーマッスルを強化するためによるトレーニングを実施
  6. 2~5で有る程度インナーマッスルが使えるようになってきたら、正しい立ち方、正しい座り方をアドバイス
  7. 日常生活の中で6の立ち方・座り方を実施していただく
  8. 6から1ヵ月後に姿勢測定+脚の太さの測定
  9. 正しい立ち方、座り方ができていて、インナーマッスルが使えるようになっていたら、正しい歩き方をアドバイス
  10. 9の歩き方で一日10分以上歩いていただく
  11. ご自分で脚の太さを測っていただき8よりも両足ともに1㎝以上細くなった時点(=インナーマッスルを正しく使って歩くと絶対に脚が細くなります)で来店し、筋力を強化する、ボディライン(特に脚)を変化させるための歩き方のアドバイス
  12. 9のアドバイス以降1ヶ月以上経過しても脚が細くならない場合も再来店していただき、再度正しい歩き方をアドバイス→10に戻る

ひょえ~、気が遠くなりそう。と思います?

でも、実際には2ヶ月で出来るようになった人もいるんですよ!(最長半年かかった人もいますが・・)

何十年もかけて身につけてしまった間違えた癖を修正するのって、本当に大変です。でも、大きな筋肉から動かす習慣が身につけば、しつこい腱鞘炎や捻挫癖ともサヨナラができます。

なので、腱鞘炎、捻挫癖、50肩などでお困りの肩には、施術と一緒に正しい 筋肉・関節の動かし方を覚えていただきたい!いえ、うちで施術を受けなくても、ブログや写真などで少しでも上手に伝えられれば、と思っています。

文章で書くのは難しいので、写真つきで少しずつアップしていきたいと思います。

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コメント

先日、健康診断の胸のレントゲン写真を見ながら、医師に「背骨が曲がっている」と言われました。正面から見て少し左に曲がっているみたいです。そう言われれば曲がっているかもと思いましたが、素人が見てはっきりわかるほどではありませんでした。
その後、ずっと前から背中に鈍い軽い痛みがあることが気になりだしました。医師はすぐに治療が必要ではないが姿勢に気をつけるように、というのですが、治療したほうがいいのかどうか迷っています。

投稿: saki | 2010年3月16日 (火) 18時10分

sakiさん
あくまでも一般論として聞いてください。

一定の年齢を経過した方の脊椎が左右のどちらにも傾きがない、ということは、むしろ稀です。

左右の筋バランスを意識して生活しているプロダンサーやプロスポーツトレーナーでもないかぎり、ありえない状態です。

骨が曲がっていても痛みがない人はたくさんいますし、少しのゆがみが強烈な痛みを引き起こす人もいます。「サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療」という本が面白いので、よろしければ、読んでみてください。

また、治療を受ける、とのことなのですが、短期間で骨を元に戻す根本治療は、外科手術だけです。

骨の位置を戻す治療をする、というふれこみもありますが、人間の体の中で、骨は筋膜につつまれており、皮膚の上から骨だけを移動させるということは人体の構造上不可能です。

骨を正しい位置に持って行くためには、時間をかけて筋肉のバランスを整える以外にはありません。

皮膚の外から位置を直したとしても、筋バランスが崩れていたら、すぐに元に戻ります。

ですので、弱い筋肉がどこであるかを特定し、そこを強化することが、根本治療だと考えています。

正しい姿勢でいる、という医師のアドバイスは、この弱っている筋肉を強化するために、最適な方法です。

他には、EMSを使って弱っている筋力を強化する方法、キネシオテープ等を利用して正しい姿勢を維持しやすいための区夫を行う方法、動作指導・運動指導ができる人の下で動作を覚えるという方法があります。

日本で、運動学と解剖学を国家試験の試験科目として受験しているのは、医師、柔道整復師(接骨院)、PT/OT(リハビリ)だけです。ですので、この4者であれば、こうした指導・助言を行うことが可能です。

そして、一般的に、医師、柔道整復師、PT/OTは骨の位置を移動させる、ということを「治療」だとは言いません。どうか、早まった行動には出ないでくださいね。

投稿: Lammy(前田あみ) | 2010年3月22日 (月) 20時13分

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