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2010年3月10日 (水)

施術中の寝落ち

マッサージや鍼灸を受けているとリラックスして来るので寝てしまう、という方、とても多いです。

これはこれで、とても嬉しいことなのですが、寝ていても起きていても施術の効果が同じかというと、実はそうではないんです。

特に、症状改善や体質改善のために施術を受けているという方の場合、寝落ちはとても危険です。

寝ている状態というのは、自分で自分の体の制御が利かない状態です。突然手足がピクピクと動いたり、体の一部が固くなったします。ですから、腰や肩に炎症を起こしている方が施術中に施術台の上で寝落ちしてしまうと、無理な力を患部にかけてしまうこともあります。

また、寝ている時と起きている時の各種ホルモンの代謝バランスは異なります。

どれほど冷え性でお悩みの方でも、寝入りばなは起きている時よりも循環は改善されます。このように、症状そのものが変化してしまうものもありますよね。

眠りから目を覚まし、体を覚醒させるためには大量のエネルギーを必要とします。低血圧や低血糖、起立性貧血、線維筋痛症のように、起きがけがもっとも体調が悪くなる、という方の場合、特に寝起きに負荷がかかります。

ですから、体質改善や症状改善のように、比較的体に負荷を与える施術中に寝落ちしてしまうと、目を覚ますためにも相当な負荷を体にかけなければならず、覚醒時にかなり疲労します。場合によっては、症状が強くでてしまうこともあります。

施術者は、起きている状態で脈や体調を見て施術を決めています。もちろん、寝てしまった場合には寝ている状態でも脈を確認してはいますが、寝起きにどの程度の負荷がかかるかを正確に予測することはとても難しいため、寝てしまわれた場合には、施術で体に与える負荷を相当軽減するしかありません。

リラックスや気分転換のためのボディケアと、体質改善・症状改善、怪我の治療や怪我の予後のための施術は異なります。

治療を受けられている場合は、リラックスはしていただきながらも、施術の最中に体がどのように反応するか、どうゆるんだり血行が変化するかに集中し、完全に寝てしまうのはできるだけ控えていただければと思います。

また、施術者が起こそうとしても、不機嫌にならないでくださいね♪

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