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2010年3月 5日 (金)

第5回 そもそも東洋医学って何?

タイトルのとおりなんですが、第1回目に書くべき内容を綺麗さっぱり書き漏らしてしまっていることに気が付きました!

東洋医学というのは、実は人によって違う意味で使っている可能性がある言葉です。当店では、中国と韓国経由で日本に伝わり、江戸時代に日本で独自に発展した医術という意味で使っています。

これは、正確には「東洋医学の中の漢方医術」と表現しなければいけません。が、長いので東洋医学と呼んでいます。

では、この東洋医学、西洋医学(近年発達している手術・薬物を中心とする医学)と比較して、どういう特徴があるのでしょうか。

わたしは、東洋医学の最大の特長は体はつながっている健康を追求すれば必ず美しくなる(健美)という考えにあると考えています。

体がつながっている、というのは、言い換えれば「胃だけ悪くなる、腸だけ悪くなる、ということはない」と考える、ということです。

そして、健康を追求する施術は、外見的な美しさ(健美)にもつながると考えます。

例えば、飲み過ぎで肝臓が疲れると目の下の皮膚がくすんだり、胃の調子が悪いと腰痛が出たり、視床下部でホルモンバランスが崩れると顎にニキビができるというように、体はつながっている、と考えるのです。

また、肝臓の疲れを癒すことで皮膚の色が明るくなり、ホルモンバランスの乱れを調整することでニキビが消えるなど、治療の効果は内臓だけではなく表にも現れる、と考えるのです。

このように、東洋医学に基づく治療・施術では、全身の症状・全身のバランスを確認し、不調の原因がどこにあるのかを探ります。なので、例え肩こりや腱鞘炎といった痛みの治療であっても、お帰りになられる時には、少し明るい顔色でお帰りいただけるかと思います。

腰が痛いと思っていたら原因は腸だった、肩凝りだと思っていたら肝臓だった、胃の不快感の治療でニキビが治ったというように、日常生活では気が付きにくい、本当に弱っているところがどこなのかを一緒に探りながら、健康や美容のお手伝いをさせていただくことができる、これが東洋医学ならでは、だと考えています。

東洋医学ってなんだか難しい。そう思われている方も多いかもしれません。

しかし、実際には日本で伝統的に育まれてきた医療技術であり、わたし達の生活や感覚にとても馴染みが深いものです。

また、日本人がかかりやすい病気や、抱えやすい不調を解決することがとても得意な医術でもあります。

日本語の多くが、東洋医学の感覚に根ざしています。

頭の巡りが悪い、血の巡りが悪い、気がふさぐ、胸がふさぐ、気落ちする、頭に血がのぼるetc

こうした言葉、実は全て、東洋医学の「証(体のタイプ)」と関連した言葉なのです。

次回以降は、また証の説明に戻りたいと思います。

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