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2010年2月 7日 (日)

問診の心構え

北京中医薬大学の高先生の診断学の授業を聴講してきました。診断学の基礎の基礎のお話しだったのですが、はっとさせられる気づきがたくさんありました。
中でも、問診の心構え6箇条は、当たり前で有りながら、臨床の現場にいると軽視してしまいがちで、良い気づきになりました。

  1. 問診は静かで集中できる環境で行うこと
  2. 治療師は穏やかであること
  3. 日常で使用する言葉のみを使用すること
  4. ポイントを絞って質問すること
  5. 系統立てて質問をすること
  6. 暗示・誘導をしないこと

この中でも最も大切なことが、3.日常で使用する言葉のみを使用することだ、とおっしゃっていました。分かりやすい言葉だけを利用しなければ、必要な情報を聞き出すこともできないし、わたし達が語っている言葉に耳を傾けてももらえなくなるから、とのこと。

当たり前のことなのですが、臓器の部位や筋肉の種類、身体の動かし方など、ついつい専門用語を使って、専門家ぶりたくなる治療師にとっては、耳が痛いコメントですよね。

そして、次に大切なことが、4.ポイントを絞って質問することと6.暗示・誘導をしないこととのこと。この2つで失敗をしてしまうと、脈診・舌診・切診(お腹に触わる診断方法)でどれほど正確に情報を引き出したとしても、患者さま自身の口からは正確な情報を引き出すことが出来ず、結果的に信頼関係を築くことができなくなったり、こちらが提示した治療方法を納得していただけなくなることが多い、とのこと。

これも、本当に当たり前のことなんですが、ついつい「これだけ肩胛骨が動いていないって事は胃もあんまり動いていないですよね。胃の調子が悪いでしょう」などと、やってしまいます。

自分たちがしている問診を振り返って、こうした失敗をしていないか、毎日確認しなければいけないと思いました。

さっそく、チェックリストを作って、問診内容を振り返って向上させていきたいと思っています。乞うご期待です!

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