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2010年1月19日 (火)

中医学と日本の伝統療法では病名が違うことがあります

頚肩腕症候群、筋・筋膜症候群、線維筋痛症のようなしびれや張りを伴う症状のことを、中医学では風湿病(ふうしつびょう)または痺証(ひしょう)または痿証(いしょう)といいます。

風湿病という中国語は、日本では「リウマチ」と訳されていますが、これはあまり正確ではありません。正しくは、症状が風のように移動する、湿気が体の内側にこもることによって悪化する病気のことです。リウマチも風湿病の1つですが、線維筋痛症も中医学上は風湿病の1つと考えられます。

この風湿病が手に起こると痺証(ひしょう)。脚に起こると痿証(いしょう)です。

東洋医学では、ではなく、中医学では、と書いたところがポイントです。

実はこの名前、日本の伝統医学では使わないんです。

そのため、日本の伝統医学と西洋医学に基づいてカリキュラムを編纂している鍼灸やあん摩指圧マッサージの専門学校では、これらの名前を習いません。

ですから、一般的には、鍼灸師はこの名前を知りませんし、使わないと思います。

だからと言って、こうした症状を治せないのかというと、もちろん、そんなことはありません。

線維筋痛症の症状がひどかった時、夫は私の体を触ってすぐに、普通の肩こりではないということが分かったと言います。なぜかというと、痛みのある個所が、凝っているというよりも、力んでいると表現した方が良いような、妙な筋肉の張り方(筋肉が凍っているような感じ)をしていたからだそうです。施術にあたっては、この凍った筋肉を解凍していきます。

治療方法が確立していない難病に罹患すると、さまざまな情報を収集し、自分が見つけた治療家に十分な知識と技術があるかを吟味しようとします。その気持ちは、苦しみ、つらさは私自身が本当によく分かります。

そして、中医学では風湿病というらしい、痺証(ひしょう)というらしい、という情報を知ると、その言葉を知らない治療家は自分を治せない、と考えてしまう方もいるようです。

しかし、上述のように、医療技術・病名は各国で異なり、特定の病名や技術を知らなかったからといって、その人が治せないということではありません。

あまり、情報に踊らされることなく、施術を受けてみて、自分自身の体が楽になっているかという、自分のからだの声を信用するようにしてくださいね。

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