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2010年1月22日 (金)

鍼灸などボディケア・施術をするための国家資格の取得方法

おはようございます、カリスマオーナーのけんきちです。

裏番長から、鍼灸 国家資格 通信 という文字の組み合わせで検索をしてYo-jou通信にたどり着いている人が毎日何人かずついると聞きました。

通信講座で鍼灸の国家資格が取れないかを調べているようです。

なので今日は鍼灸師などのボディケアに関する資格の種類と取り方を簡単に書きます。

前に裏番長が書いていたとおり、日本で人の身体を触って治療をするためには、日本の厚生労働省が認めた国家資格が必要です。

でも治療ではなく、単に身体に触れるだけで、効果効用をうたわないのであれば国家資格はいりません。

人の身体に触って治療・施術行為ができる国家資格は以下の9つです。
医師、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マツサージ指圧師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師(治療・施術補助)、助産師

これらの国家資格を取得するためには3年から6年間、通学制の学校に通って、その後、国家試験に合格をする必要があります。学費は1年100万円~200万円程度。教材が10万円~50万円はかかります。

一番安くて310万円。高いと1500万円ほどかかるわけです。(近頃はこれにプラスして海外実習費や解剖実習費用がかかります。)

国家資格を通信講座で取得する方法はありません。

入試は、社会人入試(論文と面接)と一般入試(国語、英語、生物などの高校3年生までの範囲)があります。難易度は学校によってバラバラです。新設校の方が入りやすいようですが、国家試験の合格率と入学のしやすさにはあまり関係がないようです。

 

鍼灸、柔道整復、指圧・マッサージは効果を出すことができる技術ではあります。でも、技術がない人が行うと、当然、副作用もあります。だからこそ、国家資格が必要です。

つい先日、中国で自己流で鍼を打って死んでしまった男性のニュースがありましたよね。僕たちは、3年間専門学校で必死に学んで、その後も何年間も先輩鍼灸師の下について技術を習得してから、やっと難易度の高い部位への鍼治療を行います。

Yo-jouでも、線維筋痛症や低血糖、更年期障害といった全身の免疫力を高めるための鍼治療をしていますが、こうした治療を担当するのは、施術経験10年のベテラン鍼灸師です。

身体に鍼を刺したり、骨の内側に指を入れて筋膜を調整したり、骨折や脱臼を治療するという技術を通信講座で身につけるのは、僕は不可能だと思います。なので、今後も、国が認めている治療・施術技術を行うための国家資格は、通学コースだけなのではないかと思います。

一方で民間資格はどうかというと、これは千差万別です。

近頃は日本では民間資格扱いですが、海外の国家資格(国際中医師、国際中医薬膳師等)を取得できる学校もあります。こういう学校は日本の国家資格の専門学校の半額くらいで、1年50万円から80万円程度。3年コースだと200万円前後がかかります。通学講座、通信講座とスクーリングの両方用意している学校が多いようです。

民間資格(リフレ、整体、カイロ、オステ)は、ピンキリで国家資格と同じように3年間学校に行かなければ行けないようなしっかりとしたところもあれば、通信で2ヶ月間勉強するだけで施術の実習もない、というところもあります。費用も10万円~100万円と、バラバラです。

でも、国家資格を取得するほどの費用や時間がかかる民間資格はないようです。また、入学試験があるところはないようです。

なので、有る程度歳を取ってからボディケアの仕事を始めたいと思ったとか、お金がなくて国家資格の専門学校には行けない、入試の勉強時間が取れない、という人にとっては民間資格の方が取得しやすいのだと思います。

ただ、国家資格を取るための学校であれば給付・貸与の奨学金(育英会など)が受けられます。銀行もとても低金利で学費を貸してくれます。なので、もし、お金だけが原因なのだとしたら、専門学校に行くのをあきらめる必要はないのではないかと思います。

通信で鍼灸の資格を取りたい、と思って情報を探している人は、多分、働きながら資格を取りたいのではないかと思います。このように、国家資格を取るためには時間がかかるから生活費が心配という人もいるとは思います。僕は高校を卒業してからすぐに専門学校に行ったのですが、僕以外のYo-jouで働いている現ス タッフや昔働いてくれていた人たちのほとんどが、働きながら専門学校に行って国家資格を取得しました。なので、仕事を辞めなくても学校に行く方法はあると 思います。

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