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2009年12月28日 (月)

腎を強くしてアンチエージング

こんばんは、裏番長です。昨日、一昨日と東洋医学の弁証法に関することを書きました。今日も、引き続き、書きたいと思います。


Img_3078腎虚熱証(じんきょねっしょう)の人は、顔全体に光沢があり、食欲がおう盛で太りやすいという特徴があります。太っていて、顔が光っていて、靴を脱ぐと足がかなり臭う、という場合は、まず間違いなく腎虚熱証でしょう。


我らがカリスマ鍼灸師キムチは、典型的な腎虚熱証(じんきょねっしょう)体質です。


人は、年を取ると誰でも腎が弱くなってきます。東洋医学では、腎が弱くなっている状態を回復させる、というのは、アンチエージング対策とイコールです。


東洋医学では、腎は「中心に集める」という力の源だと考えています。つまり、腎虚になるということは、中心に集める力が弱くなり、膨張していくということです。


肉体という面でみると、体を中心に引き締める力が弱くなり、膨張していく(=太っていく)という特徴があります。


また、精神面で見ると、自己確信が拡散していく(=物事を畏れるようになる)という特徴があります。


そのため、腎虚の人は熱証(熱がこもりやすい人)・寒証(熱を作れない・逃げていく人)にかかわらず、横柄な態度を取る人は少なく、比較的腰が低い、ふくよかな人が多いようです。


東洋医学では、人は、年を取るに従って、腎が虚になりやすいため、年齢とともに太りやすくなり、また、精神面でも丸くなる、と考えています。また、虚に傾いた腎を実に近づけることで、加齢のスピードをゆるやかにすることができる、と考えています。


腎が虚に傾き始めると、下半身に不調が出やすいようです。腰痛をはじめ、脚が弱くなる・むくむ・ほてる・しびれる・痛む、下腹部に力が入らないという特徴があります。足のむくみや足の裏の汗が特徴的です。排尿のトラブルを抱える人も多いようです。


下半身のトラブルが進むと、少しずつ不調が上半身にも広がり、かすみ目やめまいなどがはじまります。


症状が進んでから対策をするのは大変なので、まずは下半身が弱くなったな、と気がついた段階で「お、このままだと急激に歳を取りそうだ!」ということに気がついて対策をすることが大切です。


熱がこもりやすい人(熱証)は、竜胆瀉肝湯、杞菊地黄丸がよいようです。


反対に熱を作り出す力が弱く、体温が低くなってきた、常に手先足先が冷たいという人(寒証)は、八味滋黄丸、が合っていると言われています。


昔の日本人は、足腰の弱りを感じ始めると、湯治をしていたようです。これは、生活の中で培った知恵なのでしょうね。


でも、現代社会では、長期の休みを取って温泉旅行というのは難しいと思うので、近くの銭湯や岩盤浴などで体を温め休息を取り、また、体や心が引き締まってきたな、という実感が出てくるまで、塩分と動物性たんぱく質を控え、丹田に力が入る運動をするのが一番だと思います。


基本的に、運動は正しいフォームで行えば、全てが丹田に力が入るはずなので、何でも良いと思います。(運動で体重を落とすことが目的ではなく、下腹部に力を入れることができるようになる、体に気力がみなぎるようになるという目的を忘れずに!)


また、もちろん、腎を強める経絡に鍼や温灸などで刺激を与えることも、加齢を加速させないためには有益です。腰痛の治療、肩凝りの治療というだけではなく、素敵に年齢を重ねるという点からも、鍼灸ができることはたくさんあります。

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