店頭改装のきっかけ 突然営業の人が来ました
こんにちは、Yo-jouオーナーの前田けんです。
あみと僕は、毎週日曜日の夜に経営に関するディスカッションをします。そこで、お互いにいろいろなことに気がついて、1週間で関連する本を読んだり、インターネットで調べ物をしたりします。
今のYo-jou、1ヶ月後のYo-jou、半年後のYo-jou、1年後、2年後・・・・
こうした将来に関する話は楽しいのですが、直近の経営をどうしていくのか、という話は、決して楽しい話しばかりではありません。特に僕は、どちらかというと数字のことがそれほど得意ではないので、あみの早口を何度も止めているうちに、口論になってしまうこともあります。
その週は、売上に占める販売管理比率に関する話に終始しました(はじめは「はんかんひりつ」という言葉を聞いても何のことやら、でした)。Yo-jouの損益分岐点(どの程度の売り上げで利益がでたり、借金を前倒しで返せたりするのか)がどこにあるのか、Yo-jouの損益分岐点は業界平均で高いのか、数字を見てみると「がんばってるな」ということもあれば、驚くこともあります。
翌日の午前中、僕は、事務作業のためにお店にいました。普段は閉めている時間です。経営コンサルティング会社の飛び込みの営業が来ました。普段は、営業はすべてお断りしています。それなのに、なぜか、はじめて「話を聞いてみよう」という気になりました。
話を聞いてみると、前の晩に会議で話したのと同じ問題点を指摘されました。
そして、何と、提案内容が「店頭の改装」という、僕たちが買い取り時点から「やりたい」と思っていたことだったのです。
もし、僕たちが話し合いをして「これがYo-jouの問題点」と認めていないときに、見ず知らずの営業の人に問題点を指摘されたら、カチンときて話をきかなかったと思います。でも、よく話し合って、問題点を理解していたので、指摘を受けても腹が立ちませんでした。僕たちと違って、経営をしているわけでもないのに問題点を分かっている、この人すごいなと思いました。
何事にも、タイミングというのがあると思います。今回の店頭改装の提案は、タイミングが完璧でした。こういう偶然もあるのだな、とすごく驚きました。
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